工作日月抄

FuzzFace ケースに挑戦(34)

型枠と珪砂が揃ったので砂型を作ろうと思いますが、珪砂の量がわかりません。
まずは、型枠に 珪砂:10kgとカオリン1kgを入れてみました。
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少し足りないので、珪砂:2kg を追加しました。
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シートの上に珪砂・カオリンを広げよく混ぜた後、水:1.2kgを加えました。
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上部の型枠に砂を詰めていきます。砂の中にはレジン・ケースが埋まっています。
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型枠をひっくり返し、下部の型枠に砂を詰めますが、砂を詰める前に、上下の砂型が上手く
分離するように「別れ砂」というものをふりかけるそうです。しかし、手に入らなかったので
とりあえず、炭の灰をふりかけてみました。
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下部の砂型は、凸型になります。でっばり部分の補強材として釘を4本埋めてみました。
さてさて、砂詰めを進めると、砂が足りなくなってしまいました。
砂を締め固めたので、容積が目減りしました。
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珪砂:2kg、水:0.2kgを追加して、何とか砂詰めを終えました。
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もう一度、型枠をひっくり返して、上部の型枠を恐る恐る持ち上げてみました。
砂は崩れ落ちることなく、型枠の中に納まっていましたが、接触面はボコボコです。
「別れ砂」の代用として使った灰は、役に立ちませんでした。
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型枠から砂を取り除いて、もう一度やり直しました。砂の接触面には紙を敷いてみました。
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型枠をひっくり返して、ガス抜きの穴を開けました。その後、湯口の丸棒を引き抜きました。
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上部の型枠を持ち上げると、今度は綺麗に分離できました。
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下部の砂型からレジン・ケースを取り外すと、砂型が少し崩れてしまいました。
崩れた部分を手て押し固めて、何とか修復しました。(石膏型では、こんなことできませんね)
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上部の型枠をクランプとブロックで固定して砂型の完成です。
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七輪に火を起こしてアルミを溶かし始めましたが、辺りは暗くなり、火の粉と火炎が
目立つようになりました。通りすがりの人が、怪訝な目で見て行きました。
周囲が暗いと、炎や溶けたアルミの色が良く分かります。溶けたアルミが赤くなったところで
鋳型に流し込みました。
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アルミを流し始めると、湯口からガスが吹き上がってきて、「アルミの泡」ができてしまいました。
う~~~ん。また、失敗のようです。
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1時間ほどして砂型をばらしましたが、やはり、アルミは上手く回り込んでいませんでした。
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始めて砂型を作ってみましたが、意外にスムースにできました。
鋳型全体にアルミを充填できませんでしたが、石膏鋳型に比べれば、進展したと思います。
反省点を挙げてみます。

(1)ガス抜き
 今回は、金串で「ガス抜き」の穴を空けましたが不十分でした。
 「ガス抜き」の穴を増やすか、径の大きい「湯上り」を設けたいと思います。
(2)鋳肌
 湯口の直下は、すが入っていて穴が開いていますが、砂を撒き散らしたような
 跡が残っています。湯口付近に比べてアルミが流れた先の方は、意外と
 鋳肌が綺麗です。アルミがスムースに流れれば、先端部分と同じような
 仕上がりになるはずです。アルミの流れを踏まえて、湯口の位置を考え直した方が
 良いかもしれません。
(3)離型剤
 レジン・ケースを取り外した時、砂型が崩れ手で補修しました。
 やはり、離型剤は必要なようです。次回はレジン・ケースにカリ石鹸を塗ってみます。
 「別れ砂」の代わりに紙を使ってみましたが、効果は良好でした。
(4)補強材の釘
 凸型の補強のため釘を埋めてみましたが、2回目の砂詰めでは使いませんでした。
 砂の粘りが強かったので釘は必要ないようです。

【今日の配合】

No材料割合
1珪砂 6号14.0kg85.4%
2ニュージーランド・カオリン1.0kg6.1%
31.4kg8.5%
 合計16.4kg

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コメント


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ふむふむ

やはり湯を綺麗に流すのは難しいですねい。
こういう薄物の場合はハンダと同じく、型の方をどう暖めるか、
がキモなんでしょうか。

ありま | URL | 2009年11月26日(Thu)05:56 [EDIT]


ありまさん こんにちは。
湯を流した時、鋳型の中からガスが出てきて
アルミが詰まってしまいました。
湯口とガス抜き穴の形(位置や大きさ)が
肝のようです。難しいですが、とても面白いです。
頑張って、解決したいと思います。

かず | URL | 2009年11月26日(Thu)08:41 [EDIT]


はじめまして

ファズフェイスについて検索をしておりましたところこちらのブログにたどり着き、とても興味深く読ませて頂きました。型にうまく材を流し込む湯口の工夫などは、ガレージキットの複製と同じようなコツがありそうですね。

砂型鋳造の成功お祈りしております。がんばってください。

hayapi | URL | 2009年11月27日(Fri)09:52 [EDIT]


hayapiさん はじめまして。
コメントありがとうございます。
5月頃、FuzzFaceの基板を作りましたが、せっかく作るならば
丸いケースに納めたいと思いケースの自作を思い立ちました。
鋳造に関しては全くの素人なので、失敗の連続ですが
鋳造の奥深さに、すっかりハマってしまいました(笑)
まともなケースの形になるのか、先行き怪しいのですが
諦めず、遂げようと思っていますので、気長に見守って
頂けると嬉しいです。これからも、よろしくお願い致します。

かず | URL | 2009年11月27日(Fri)21:53 [EDIT]